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- 園長通信
- 子ども時代の肯定的な経験の重要性-PCEとは?-
子ども時代の肯定的な経験の重要性-PCEとは?-
夏休みも後半になり、早朝の園庭に涼やかな風が流れるようになってきました。夏を共に過ごしたエルマー組さんは仲間同士の絆も深まり、今日もさっそく遊びを開始しています。私も耳を傾けてみました。
年長男児が小枝を右手に握り、園舎の白壁に身体を沿わせて、枝先が高いところに届くよう背伸びをしています。少し近付いて目を凝らすと、枝先が届く白壁の少し上をクワガタくらいの大きさの黒い虫がよじ登って行くのが見えます。年長男児は、自分の背では届かないことを悟ったのか「交代、こぉたーい!」と言って急いで、自分より背の高い男児に小枝のバトンを渡します。バトンを受け取った男児は急いで黒い虫に向かい枝を伸ばしますが、虫は小枝の更に上を登って行きます。すると、別の男児が長い枝をもって来て手渡します。ちょっと届かないかなぁ…長い枝は危ないな…と考えながら見守っていると、こんどは背の高い男児の腰を別の男児2人が下から両手で押し上げはじめました。「ねぇ!ちょっと、先生も!」2人は私の方を見て加勢するよう呼びかけます。よし!でも、その長い枝は預かるよ。そう言って、背の高い男児を下から抱えあげました。しかし時すでにおそし。黒い虫は2階の高さまで登って行ってしまいました。「あぁーぁ。」と、うなだれる3人。残念だったね…でも、3人の俊敏な連携プレー、本当に見事だったよ。